うp

xyuxuxi2010-04-18

随分放置してますが、特に変わりなく生きてます。そしてキャスト置き場なのも変わらず。



“ブッ撮り屋”ハンガードット
 クロマク◎、トーキー●、ニューロ
武装強撮団“ガンボート・プレス”頭領   ID:C
HEIT:195  WEIT:68  AJ:25  JENDER:♀
EYEZ:RED  HAIR:WHITE  SKIN:BLACK
容姿:バンダナ、ゴーグル、大量のジュエリー、ひょろ長いモデル体系

 報道関係のコネクションに自分の撮ってきたネタを強引に売りつける悪徳トーキー。しかし報道ゴロと呼ぶには過激で破天荒すぎる。何故なら彼女の扱うネタは、子飼いの武装集団“ガンボート・プレス”を率いて世界各地の企業、政府、組織に押し込み、普通のトーキーには手が届かない機密や裏事情を無理矢理強奪する事によって賄っている物だからだ。これらの希少なネタを報道する為に内心嬉々として脅しに乗り、無理矢理契約させられたフリをする報道組織も少なくない。
 当然世界の各国、各組織から恨まれ追われているが、武装飛行船“戦鉛筆”号を駈り世界中を足早に飛び回る彼女等を捕らえる事に成功した者は未だいない。元より半端な力では彼女と彼女が率いる暴れ馬達を押さえつける事など叶いようもない。
 口調や振る舞いは乱暴で粗雑。気風がよく開放的な性格で友人は少なくないが、買う恨みはそれに輪を掛けて多い。金にはがめついが、気分屋でもある為、金銭による保険はあまり当てにはならない。欲しいものは気儘に分捕るが、手中の財に執着があるわけでもなく、享楽的に浪費される事が多い。

「ショータイムだ!野郎ども、ブッ撮りまくれ!!一人も撮り逃がすんじゃねぇ!!」
「ネタの美味さは血飛沫と硝煙の量!ネタのデカさはフラッシュとシャッターの量!」
「あいつ等は情報や信用の方が酒や財宝より価値があるんだとよ!ぎゃははは!」

REAZON:6/13 PASSION:7/15 LIFE:2/7 MUNDANE:6/13
ブランチ:ディレクター10、ゲートキーパー1

知覚1 R---   交渉1 -P--
自我1 --L-   電脳2 RP--
芸術:アレンジ3 RP-M
コネ:九条政次1 R---
コネ:稲垣光平1 ---M
コネ:カーロス1 -P--
コネ:クラウディア1 ---M
コネ:メロス1 R---
コネ:ゾヲン1 -P--
社会:NOVA1 ---M
社会:ゴーストEYE1 --L-
社会:ストリート1 R---
社会:メディア2 -PL-

子飼い:ガンボート・プレス(トーキー)1 -P--
Bマーケット2 RP--
壁に耳あり2 -PL-
写神4 RPLM
ポルターガイスト2 RP--

IANUS、ディクショナリ、スリーアクション、ソウルトレイン、マジシャン、スペシャライズ、ニューワールド、59、広告契約、マンション(グリーン)

                                                                                • -

“戦鉛筆(ウォーペンシル)”号
 腹心:アヤカシ=アヤカシ=アヤカシ◎●
武装強撮団“ガンボート・プレス”飛行船   ID:X
HEIT:450  WEIT:70t  AJ:?  JENDER:?
EYEZ:-  HAIR:-  SKIN:BLACK
容姿:ロケットの様に細長く、先端にドリルが付いている。船体には髑髏の下に剣とペンが交差しているシンボル。

 ハンガードットの愛船であり、イワサキの施設から強奪したアストラルシップ。大量の趣味的改造が加えられている。

REAZON:0/15 PASSION:3/15 LIFE:9/6 MUNDANE:9/12

知覚1 R---   交渉1 -P--
自我1 --L-   操縦4 RPLM
社会:NOVA2 --LM

※魂喰らい2 --LM
人化1 R---
魔翼1 --L-
闇からの一撃1 --L-
血脈:龍(器物:車両)2 --LM
血脈:妖精1 ---M
血脈:魔器9 RPLM

IANUS、AI、バッカナル(魔器)、龍眼、D-STORM(魔剣化)、高級マンション(グリーン、幽屋)

                                                                                • -

ガンボート・プレス
 1LVトーキートループ

 モヒカン、肩パッド、棘、バギー、カメラガン、ガトリングカメラ、ロケットカメラ、多数のフレーバーエキストラ等で武装したヒャッハー!!な集団。ハンガードットに盲目的に率いられ、その場の勢いでエキストラ相手に暴れ、カット進行ではフラッシュを焚きまくるだけの背景と化す。

REAZON:3/6 PASSION:4/6 LIFE:2/4 MUNDANE:2/4

知覚1 R---   交渉1 -P--
自我1 --L-   隠密2 R--M
電脳2 R--M
社会:NOVA2 --LM

先見の明3 R-LM
バックステージパス3 R-LM

トーキー初期パック、リングリング、広告契約

                                                                                • -

EXP:フルスクラッチ+250P (本人196+腹心51+トループ3)

クトゥルフテック用PC

xyuxuxi2009-08-01

name:霞地獄凶橋(Kyoubashi Kasumijigoku) code:Ozone
allegiance:Eldritch Society profession:Tager
race:human sex:male age:21

 情報収集や潜入工作を専門とするエルドリッチ協会のエージェント。襤褸の袈裟を纏う幽鬼のような顔をした痩せぎすな男であり、ミラーシェードで狂気じみた目つきを隠している。スペクターのテイガーでもあり、潜入と室内戦闘において卓越した能力を示すが、本人は自身の研究フロアから出たがらない引き篭もりである。
 エルドリッチ協会の研究者を祖父に持ち、自身も幼少より協会の教育を受けて育った。その為、協会の裏に染まりきっておりタブーを持たない。ダディと呼び慕う祖父が死んだ後、協会施設の秘密フロアにある彼の実験室を受け継いで、人目に晒せないような研究に勤しんでいる。

「また面倒くさい用件かね。あまり人の研究を邪魔するもんじゃないよ」
「私向きの仕事ではないな……ほれ、終わったぞ」
「死ぬ前に神仏でも信じろ。だが祈る暇はない」
「貴様の棺桶を彩ってやろう」

イメージソースは墓場鬼太郎エスカフローネのディランドゥ、ブラックラグーンのベニー、Fateの言峰神父あたりで。


  • 能力

AGI機敏 8
INT知性 8
PER知覚 6
PSE魅力 3
STR筋力 4
TEN耐性 10

  • 副能力

ACT行動 2
MOV移動 11:27/6
ORG魔力 8
REF反応 7
VIT生命 12
SAN正気 -1

  • 技能

言語/Language:英語(知力)4
文学/Literacy(知力)2
地域知識/Regional Knowledge(知力)2

運動/Athletics(敏捷or筋力)1
犯罪/Criminal(敏捷)1
隠密/Stealth(敏捷)3
回避/Dodge(敏捷)3
格闘/Fighting(敏捷)3
操縦/Pilot(敏捷)3
 *Vehicle,Mech,Drone

神秘工学士/Arcanotechnician(知力)1
交渉/Communications(知力)3
コンピュータ/Computers(知力)3
破壊/Demolitions(知力)1
兵器/Munitions(知力)1
秘術/Occult(知力)3
調査/Research(知力)1
保安/Security(知力)3
雑学/Trivia:拷問(知力)1

観察/Observation(知覚)3
 *専門化:視認+2

誘導/Misdirect(魅力)3

  • 特徴

幸運/Luck x2

  • 装備

ライトアーマー 0/1


テイガー能力:スペクター

  • 能力

AGI機敏 10
PER知覚 8
STR筋力 6
TEN耐性 12

  • 副能力

ACT行動 3
MOV移動 15:37/9
REF反応 8
VIT生命 14

  • 特殊能力

アーマー: 1/1
自動回復: 1/2
恐ろしさ: 12
感覚:暗視、熱視、スキャン
行動力:登りx3、ジャンプx3 、透過(相対速度0、ORG消費/1min)
攻撃力:フェイジング(+6格闘、リミット)、チルタッチ(+1格闘、冷気)、グレイヴウィンド(+1半径5無差別、TEN対決、視界障害)

  • 経験点:37/40

OFF会用キャストあげ

xyuxuxi2009-07-01

“千早の鉄槌”アレウス・デスレス   クグツ◎●、チャクラ、ハイランダー
千早重工査察部後方処理課第3班   ID:C-
HEIT:209 WEIT:166 AJ:71 JENDER:♂
EYEZ:BLAKK HAIR:BLAKK SKIN:YELLOW
容姿:歴戦の中年といった風貌の偉丈夫

「For the Company! For the President!! For the Creator!!!」
 世界各地の戦場を渡り歩いた企業軍上がりの工作員。千早イワサキ戦争以後は後方処理課に籍を置いているが、元々千早企業軍の切り札として軌道で生み出された人造人間であり、遺伝子の一部に千早俊之のそれを使っていると言われている。
 普段は豪快ながらも温和な面を見せるが、いざ戦場に出れば熱狂的とも言える苛烈さで敵を容赦なく叩き潰す。その戦いぶりから付いた異名が「千早の鉄槌」であり、千早の兵士としての己に確固たる自負と誇りを持つ。
 戦いにおいては圧倒的な攻勢で正面から叩き潰すスタイルを好むが、転送システムを用いて様々な道具を使いこなす多芸さと、「千早の勝利」の為なら何を捨てても勝ちを掴む狂信的な執念を持ち合わせる。

REAZON:7/15 PASSION:4/14 LIFE:6/11 MUNDANE:4/13
ブランチ:ベンケイ2

射撃2 -P-M   運動1 R---
白兵1 R---   交渉1 -P--
自我1 --L-   知覚1 R---
売買2 R-L- 
コネ:千早俊之1 --L-
コネ:鉄大和1 R---
コネ:カーロス1 -P--
社会:NOVA1 ---M
社会:軌道1 --L-
社会:企業3 RPL-
マルチワーク2 RP--
錬気3 -PLM
謎のプレゼント2 R--M
クローン1 ---M

IANUS
AI
原質解析

経験点:フルスクラッチ+40

イメージソースは40KのスペマリとかFATEイスカンダルとかハガレンの大総統とかそのへん。

エピック戦乙女爆誕

ブレカナエピックキャンペーンのVSカァスを控えてPCアルカナの変更案を上げてみる。

フィリート(Ver.2.0)
 遂にアンセルは8度目の勝利を迎えた。長きに渡り争い合っていた二国間のわだかまりも、共通の強敵を共に打ち倒した事によって、戦いはひとまず鎮まり、あわよくば今後も手を取り合って、といった話も絵空事ではないと人々が期待を抱き始める。だがブレダの覇王の魂はとうの昔に闇に堕ち、血が流れぬまま全てが纏まらぬ運命であることを知る者もいた。
 アンセルに許された勝利はあと一度。その後に悪魔は彼の命を奪いに来るだろう。予想される悲劇を打ち破るために女が手にしたものは神に祈る為の聖印ではなく、悪魔を貫く槍だった。
 かつて母の手によって振るわれ、数多の白鳥人を打ち落とした最強の槍。30年の時を経て封印を解かれた魔槍を目の当たりにした時、フィリートの覚悟は決まった。
 伝説の白鳥人は英雄の9度の勝利の後に、戦装束を纏い天を駆ける。だがその手にする槍の向く先は伝説とは真逆の方向。愛する者に1度の死を与えんと押し迫る全ての敵を余さず屠り貫くべく、戦乙女は黄昏の戦場へ馳せる。

・アルカナ:フルキフェル=ディアボルス=アダマス
・特殊因果律:知に魅入られし者(過去)、竹馬の友(現在)
・能力値:体格:11 反射:16+1 共感:11 知性:11 希望:11
・技能:<騎乗>3 <軽武器>3
・特技:《魔剣所有》5LV《魔剣所有?》6LV《進化》3LV《魔技》《王錫》《命の絆》《騎士の誉》《金剛》《反射防御》3LV《人馬一体》3LV《突撃》《盾打ち》《疾き乗り手》《純潔の槍》《天空馬》《祖父の血》《魔神の娘》
・魔印:《ペルモーの花押》《看破の印》《尊厳なき死の印》
・装備:風羽根の槍、ケルバースピア、バックラー、フルプレート、皆伝の書、封傷の呪符*2
・使用EXP:175P

初めてのウォーハンマーFRP

xyuxuxi2007-11-04

結構前に遊んだ初めてのウォーハンマーFRPのプレイレポが書きかけだったのでとりあえず完成させてみた。プレイヤーは俺とらくだ屋ちんの二人。どっちがどっちかはまぁ見れば判る。

ヴァルデマー 人間男 キスレヴ蛮人
片言で喋る(はずだった)生粋のグッドHFO生命体。命より男の子のロマンを優先させる短命種族。出稼ぎ傭兵だったが、せっかくだから都会を見物してみよう的な理由で南を目指す。

カビンデナイ エルフ女 渉外使者
ルルーシュとミーアキャンベルとモモカンとフィリピン人妻を足した何か。奇形じみた巨乳と小賢しい口先とロングボウを武器にして、大商人の財産を目当てに各地で結婚離婚を繰り返す。「最初は愛があった」が口癖。


戦乱の傷痕生々しいミドンヘイムの廃墟にて、貴族の屋敷跡からなにやら黄金像をサルベージ成功して大喜びしている6人組の物乞い的カモを見かけたカビンデナイはおこぼれにありつき、あわよくば丸ごと掠めようと、点々と続く難民達の列から離れ、金の匂いに近づいた。そばにいたヴァルデマーも一緒に近づいた。近くでカモの歓声を聞きつけたチンピラ5人ほども近づいた。チンピラが黄金像を巻き上げようと威圧的オーラを放つと、カモ6匹が萎縮したので荒野の掟の守護者ヴァルデマーが間に入った。
「俺の田舎じゃ、他人の儲けを横取りするような奴はヒドイ目にあっても文句も言えねぇ」
いきり立つチンピラを尻目に、カモ6人の後ろに音もなく近づき唐突に囁きかけるカビンデナイ。
「数の上ではこちらが上。先手を取って叩きのめせば、奴らはここにいなかったことにできます」
見る見るうちにびびっているカモの内の黄金像を手にしている一人の目が変色。一方チンピラとの交渉が暗礁に乗り上げているどころか、僕は最初から陸上専用車両ですよ的な状況から母なる海へ帰ることを諦めたキスレヴ蛮人は愛用の斧を大きく振りかぶってプレイボールを宣言をした。
「概して未開人よりも、文明人の方が無礼といえる。なぜなら文明社会では、無礼の返礼に頭をぶち割られる心配はないからだッ!」
黄金像を持ったカモと共にカビンデナイも打席に立つと手早くチンピラ一匹の首を三遊間へナイバッチして、こちらの数が敵の倍であることを声高に主張し、カモ全員を死合へと扇動した。
「賽は振られた!もはや闘って勝つ以外に道はない!」「攻撃を一体に集中させろ!囲んで殴れば恐れるような敵ではない!」「敵の数はこちらの半分でーす!ザフ○のみなさーん!戦闘の終結を目指してがんばりましょーう!」「一人も逃がすな!仲間に事情を知られると厄介だ!」
しかし残った最後のチンピラが逃げ出した瞬間に歓声を上げて胴上げをするカモ達。PC二人で追撃するも本気で振り逃げに徹した相手はそうそう止められず。
「チッ!もう気を抜いたか!これだから素人は!」
カモに聞こえぬように毒づくエルフ。一方蛮人君は周囲からの視線を集めている事を気にしながら、一旦場所を移ることを提案。先ほどのチンピラ達は、昔この周辺を治めていた貴族の手の者であり、復讐されないか心配を始めるカモ6人。
「これだけの代物なら、近くの町まで辿り着けば捌ける知り合いがいる。山分けをしたらこの周辺を離れてしまえばいい」
と黄金像を鑑定したカビンデナイが提案。かくして即席血盟団を結成する男女8人。ちなみに鑑定の判定は失敗なので「高く売れそう」程度の事しか判らず。

町へ向かう道中にて唐突に豪雨に降られ、雨宿りでもしようかと思案した頃に近づいてくる蹄の音を聞き、慌てて瓦礫に隠れる一行。現れたのは全身武装の騎士と明らかに素人には見えない配下3人。こちらの半分の数だが、全員馬上であることを考えると、まともにやり合うのは危険だと判断し、息を潜める。追手も雨で足跡や音が判らぬながらこの周辺に当たりをつけた様子。我慢比べになるかと思ったが、逆方向で起きた物音を聞きつけ離れていく追手。その後コソコソとこちらへ近づいてくる小男の姿。オールドワールドを代表する典型的下層職業ねずみ捕りの男であった。男の様子から先程の物音がこいつの仕業であることを察したカビンデナイは、男を味方に引き込んで手近な下水道から町へのルートを案内させる為に買収した。

ロキと名乗るねずみ捕りの先導で、頼りない明かりを頼りに下水道を進む一行の前に現れた5匹の大ねずみを何とか欠員無しで排除すると、無事に夜の町へと辿り着いたその足で、カビンデナイと面識のあるエルフの商人(名前忘れた)の邸宅を訪ねた。下水の汚れと臭いを洗い落として一息つくと早速商談へと入る。商人は一週間程あれば800G程度で売れるだろうと言い、捌くまでの間を馬小屋に隠れて暮らすように言ったので、一行は言葉に従い潜伏しながら、敵に見つかった時の対応策を考えて過ごした。

換金完了の前日にロキが姿を眩ました。はっきりとした意図や企みは不明だが、目下最大の懸念である追手の騎士達への対応策を急ぐ必要に迫られた。とりあえず商人には換金を急いでもらうことにし、ヴァルデマーとカビンデナイは地図を広げながら町の門から商人の屋敷へ到る道の迎撃に適したポイントを探し待ち伏せをする算段を始めた。丁度近場の公園がジャストプレイスっつー事で、商人にショートボウを人数分揃えてもらうと全員で公園の木に登り、敵に備える。

やがて嬉しくない予想に反さずに徒党を組んで街道を走ってくる8騎の影。ちょっと多いなぁとは思ったが、なおさら先手を取るチャンスを逃すわけにはいかないと思い一斉射撃の号令をかける。しかし一斉に狙われた先頭の完全武装騎士の重装甲は一本の矢も通すことはなく、逆に騎士の号令によって一斉に早抜きで弓を撃ち始めたレンジャー部隊の攻撃であっさり2人脱落。明らかな戦力差を目の当たりにした瞬間、カビンデナイは即座に木から滑り降り一目散に逃げ出した。それに気付いた他の者も逃げようと木から下りるも、殆どが敵の剣と蹄で蹴散らされた。

単独で街路を逃げるカビンデナイの前に商人が現れ、経緯を尋ねるとカビンデナイは失敗を伝え、商人にも逃げるように忠告してその場を走り去ろうとした。が、目前に現れたのは姿をくらましたロキ。さらに足が止まったカビンデナイの脇を一本の矢が掠める。慌てて振り返るとそこには弓を構えた商人の姿。二人がグルであったことを告げ、さらに黄金像は実際には2000Gを超える値段で売れることを余裕たっぷりに話す商人。カビンデナイはそんな話が終わる前に脇道へ一目散に走りこむ。飛び道具で追撃されるも無傷で振り切り、一息つこうとした所で振り返ると、そこには馬に乗って長弓を構えながら追いかけてくる商人の姿。とりあえず馬が入ってこれない細道に走り込むが、逃げ続けても地の利が敵にある以上、一時凌ぎにしかならないことを悟り、射撃戦で討ち取る事を決意。

かくして始まった射撃戦で、先に痛打を叩き出したのは商人の矢であった。何とか致命傷は免れたが、明らかに不利を見て取って戦意の下がるカビンデナイ。それを見た商人が言い放つ。
「武器を落とし降伏して、私の言うことを聞くのであれば、命くらいは助けてやるぞ!」
「もうやめてGM!商人の信用はとっくに0よ!」
降伏勧告は即却下され、かくして再び始まる射撃戦。互いに向け連射されたイマジナリー2丁長弓の矢が互いの残影を縫い、影の軌跡が螺旋を描く超人演出バトルは次第に加速度を増し、遂に放たれた決定打はカビンデナイの手によるものだった。股間を撃ち抜かれた商人は、男としての生涯に終焉を迎えた代わりに、もっと別の何かとしての生が1ターン後に産声をあげることになった。
「お前は生まれてきてはいけない子なのよー!」
産声すら上げさせまいとMBN(もっと別の何か)に容赦なく射かけたカビンデナイの矢がMBNの手から長弓を叩き落すと流石に勝敗を悟ったMBNは背を向けて一目散に逃げ出した。できれば馬を奪いたかったが、射程外に逃げられた以上は深追いをせず、早急に町からの脱出を算段しながらカビンデナイは裏路地の奥へと姿を消した。

一方そのころ、ヴァルデマーも一度は敵の一団から逃げたものの、単騎で逃走者を探す騎士に見つかったところであった。細道へと走りこんでから振り返ると、馬から下りて後を追いかけてくる騎士の姿が。しばらく走り続け、どうやら諦めるつもりが無いと見て取ると、ヴァルデマーは立ち止まって愛用の斧を構えた。
「単独徒歩になってまで追ってきた執念や見事!正々堂々の決闘なればこのヴァルデマー、逃げも隠れもしない!」
「蛮人の盗人風情が生意気な!身の程も後悔も知らぬまま死ね!」

雄たけびを上げて突撃する両者の間にいくつもの火花と鮮血が乱れ、狭い路地裏に溜っていた冷気がわずか数秒で戦場の熱気に追い散らされた。3度に渡る痛打表を実力や根性以外の何か(ヒント:運)で凌いだヴァルデマーの渾身の一撃が遂には騎士の肘を捉え、利き腕の先が人体の骨格構造上ありえない方向へと捻じ曲がる。騎士はうめき声一つ上げずに、残った腕で剣を振るうが、その一撃を掻い潜ったヴァルデマーの斧が唸りをあげて脛当てごと足の骨を粉砕した。遂に膝を突き、苦痛に呻く騎士を見下ろしながらヴァルデマーは斧をしまい、踵を返す。
「なぜ止めを刺さん!愚弄するか!」
騎士はそれまでにも増して殺意を燃やし視線と言葉に込めたが、ヴァルデマーは振り返らずに一言
「いい戦いだった」
と告げるとそのまま歩き去る。勝者を追うのは敗者の無念の雄たけびだけであった。

「よく生きてたね旦那」
深夜。町から離れた暗い街道を南へ走るヴァルデマーは、声をかけられてようやく、そばの岩に腰掛け休息を取っていたカビンデナイに気が付いた。
「こんな暗闇で急いだって怪我するよ。あたしの目は真夜中でもちゃんと追っ手がいないことが確認できる。これ以上急ぐ必要は無いさ。それよりもさっきいいもん見つけたんだ、あと一晩あたしに付き合っておくれよ」

翌朝。無人の廃屋の片隅で眠っていたねずみ捕りのロキは目を覚ました直後、自分の目の前にいる人物を把握しきれなかったが、己が縛られていることに気付くとみるみる顔色が蒼白くなった。
「さて、取引の時間だ。あんたがあたし達を裏切って貰った物を丸ごと出してみなさいな」
カビンデナイの言葉に答えたロキの胸元に手を入れ、首から下がってる袋を引っ張るとヴァルデマーは中身を床にぶちまけた。散らばるいくばかの金貨と小さな宝石。
「つまらないな、これっぽっちかい。まぁお釣りくらいはくれてやるよ」
その言葉と共に二人の獲物が振り上げられる。最期に命乞いの言葉を吐き出そうとしたロキの口を、カビンデナイの手から滑らかに押し込まれた冷たい銀貨が塞いだ。
「渡し賃だ」

ここはオールドワールド。強き者も、弱き者も、正直者も、卑怯者も、全てが等しく死にゆく世界。



番外編-プレイ中発生した寝言-

求人案内:あべし係
老人や子供を襲って世紀末救世主に殴られるだけの簡単なお仕事です。監獄警備員や消毒係などへの下積みとしてもお勧め
勤務時間:世紀末
時給:水1瓶、籾種1袋
モヒカン、棘パッド優遇

本当にキャラ置き場と化した感MAX記念更新!

xyuxuxi2007-10-14

Ver.1.2
“黄昏の癒し手”フィリート
 アンセル王子の幼馴染であり、現在では主治医としてそばに付き従う。癒しの祈りと外法の強化魔術を併せ使うはぐれ治療術士だが、出自や経歴を知る者は少なく、王子からの信頼の正体について度々宮廷の噂にされている。
 実は真教に帰依した白鳥人の母とマテラ人の父との間に生まれた混血の白鳥人であり、魔神アーグリフと白鳥人達から追われる身である。また幼少の頃には魔神ペルモーから目をかけられる程の才を備えていたとも言われている。
 白鳥人の力による、類まれな美貌と不老による少女のような外見を備える。普段は口数が少なく主語や接続詞に乏しい喋り方をする。



種族:ヴァルフェー 性別:女 生没年:1030-
身長:150cm 体重:41kg 瞳:赤 髪:白桃銀 肌:白
外見:腰まで届く長髪、前髪で目元が隠れている、質素な修道服と白いローブを身に纏う

・アルカナ:マーテル=アクシス=フルキフェル
・特殊因果律:知に魅入られし者(過去)、竹馬の友(現在)
・能力値:体格:7-1 反射:12 共感:16+3 知性:13 希望:11
・技能:<祈念>3 <自我>2 <隠密>2
・特技:《魔術知識》《才能:魔術》6LV《魔術練達》《病魔克服》《不破の祝福》《治癒の光》《信じる心》《聖なる鎧》《魔法球》《優しき恵み》《潜在魔力》《死の瞳》《守護結界》《障壁》《清め》《芸術:聖歌》《人間の血》《祖父の血》《魔神の娘》《ペルモーの花押》《魔道の印》
・装備:ガードローブ、皆伝の書、封傷の呪符*5、免罪符*5
・使用EXP:125P

久しぶりの日記かと思えば

xyuxuxi2007-08-21

ブレカナPCうpの為。


“紅壁将軍”ヴィンドルフ・ロイ・ミシェル・マーレイ
「召されてぇのかデカブツ?表出ろ」
 ブリスランド王家に連なる有力貴族マーレイ家の次期当主であり現ブリスランド第5王位継承者。ハイデルランドのフォーゲルヴァイデ家の血を引くクォーターでもある。幼少より智勇に溢れ、若干13歳で天慧院を卒業し、16歳で地方叛乱の鎮圧軍を指揮して器を周囲に示した。戦時であれば国を代表する英雄と謳われるだけの能力があったが、今世のブリスランドには彼の能力を十全に生かすチャンスは少なく、不謹慎ながら己の境遇を嘆いている。
 オーク王ゲーマルク南進の際に派遣支援軍の指揮官としてハイデルランドへ渡り、戦いが終わった後に本国へと戻ったとされているが、一説には戦乱の前後にも頻繁にハイデルランドを忍び歩いていたとも言われている。
 一見少年と見間違えられる程小柄で、色々誤解されることが多い。当人も背の低さを気にしており、その事を触れられると瞬時に激怒する。必要があれば貴族然とした礼儀を取れるが、必要が無い時には常時人相悪く、乱暴でぞんざいな物言いをする。
 気まぐれで荒っぽい性格と思われがちだが、見た目や性格とは裏腹に王族の勤めや聖痕者の使命を心得ており、彼をよく知る人間や部下達からの信頼は厚い。

種族:ワイト/ヴァルター 性別:男 年齢:19
身長:158cm 体重:47kg 瞳:赤 髪:赤 肌:白
外見:眼鏡をかけた小柄で童顔な青年。作り笑顔をやめると不貞腐れた少年のような表情になる。

・アルカナ:アダマス=コロナ=オービス
・特殊因果律:聖なる盾(過去)、ベルクフリートの誓い(現在)
・能力値:体格:11 反射:12 共感:11 知性:12 希望:12
・技能:<重武器>3 <秘儀魔法>3
・特技:《親衛隊》《財力》1《騎士の誉れ》《帝王学》《軍神》《八面六臂》《偏向》《防護》《死神》《戦車》《吊られた男》
・装備:トゥーハンドシールド、ケルバーHアーマー、サーコート、ドミノ、レザースリーヴ、レザーゲートル、秘伝の書、封傷の呪符*4
・使用EXP:30P

イメージソース:鋼のなんたら、反逆のどうとか、皇国のうんたら、天空の性転換妹、らきすたED前のアレ
基本はメジャーの《死神》で自分の攻撃力を上げつつ、敵の攻撃を防御して《吊られた男》でカウンター。親衛隊を引き連れつつセットアップでBuffる。聖なる盾は最初未取得扱いで、敵の様子を見てから特技決める方向で。

親衛隊(アダマストループ)
装備:メイクアップ(アダマス) 技能:<重武器>3 特技:《命の絆》《八面六臂》《偏向》
因縁の一つを親衛隊長に取っている。名前はハンス。壮年の男で基本的に寡黙だが展開フェイズでは主人に代わって動いたりもする(判定値が高いから)。