虎眼流因果律爆誕

最後のブレカナ2ndを遊んできました。とても面白かったです。3rdが心より楽しみです。

シナリオ名「月と反逆の王」GM:ウメさん
これが最後ってことで、経験点をもっさり使ってしまおう的なコンセプトの元PLを集めていたウメさんのシナリオ。とはいえNAGOYAの洗礼を受けた俺からすれば可愛げに溢れた戦闘でありました。中身はスーペルス・マーキナがエリックに迫る話で、細かい所でネタがいい感じに光っていて結構感心させられました。

PC1:ユルゲン・バッハ(ブラフマンさん)
グラディウス・フィニス・ディアボルス
推奨因果律である夜の騎士の設定の枠を一歩もはみ出してない、超良心的なPC1。プレイングも適度に煮えつつ善良そのもの。戦闘でもフィニッシャー。完璧。その、なんだ、最初ブラフマンさんとAdiさんがどちらも「PC1かPC5をやりたい」と言ってたが、逆だったらと思うと今更ながらぞっとしなくもないw。

PC2:ターレット(かなやんさん)
クレアータ・イグニス・デクストラ
NOVA出身の全身義体の殺し屋。わりとさりげなく仕切り屋さん。話を纏めた後、何故か自分の行為に疑問を抱いてたのも印象的。戦闘面では露払い役。それはそうと、かなやんさんはブレカナをさほどやっておらず、昔のPCを探したらこのPCしかなかったらしい。つまり彼のブレカナの持ちキャラはNOVA人オンリーなんだ、と考えるとエッジ杉にも程があると思う。

PC3:“今日からダのつく転生体”ヨハン・クラッツエ(雅寿丸さん)
アクシスオービス・マーテル
マキナたんに囚われたエルを助ける為に、おはようからおやすみまでいつもマキナたんの暮らしを見つめる役、兼サポーター、兼壁。それ何てギャルゲ主人公?的な巻き込まれ慌て型シャイガイ・オブ・ダッハ転生体。シャイなのであまりシーンにも出れず、エンディングで慌てて奇跡を飛ばしまくる辺り本物っぽいw。

PC4:“道化の鏡”ヒポクリトゥス(俺)
アングルス・ウェントス・コロナ
下の日記参照。エリックに近づく為にシャフトに入ったハンドアウト設定。常に訳知り顔で動く役。PCの動き自体は結構悪くなかったと思っているのだが、PLレベルでのつまらない下ネタが駄目くさい自己採点。不快にさせた方々にはこの場を借りてお詫びします。(土下死)

PC5:タウヌス・サンドマン(adiさん)
レクス・アクア・フルキフェル(猫人)
元エリートハンター的ネコ生命体。戦闘ではボスに与えたダメージの半分以上を彼が叩き出し、またボスの攻撃の半分以上をシャットアウトした事実上の主戦力。しかしPLの狂った言動の数々によって「GMのストーリー進行を助けなかった」と言い切られてしまったPC5の中のPC5。それはそうと席が離れていた為PCイラスト拝むの忘れてた。



**印象に残ったシーンダイジェスト**

エリックが襲撃を受けマキナ花押を押されるオープニングでスタート。花押のせいで急速に機械化されていくエリックを眺めながら会話を交わす弟達。
ユルゲン:一体どうすれば……
ヒポクリ:助ける方法は二つです。この世のどこかに存在すると言われている聖杯の力を使うか、もしくは元凶である、あの魔神を倒す以外に方法はありません。ですが聖杯は誰もその行方を知らない伝説の品。今から探し始めたところで到底間に合わない。

その後紆余曲折を経てマキナと戦闘に突入。長期戦の末に捻じ伏せるが、敵は転生の印を使用。妨害系奇跡は切れてたが、そろそろ終わらせよう的空気だった為、因果律を生やして解決することに。

ヒポクリ:(おもむろに懐から聖杯を取り出しながら)別にエリックを助ける気がなかったわけではありません。ただ、彼がこの先の道を進む為にはその身をもって闇の深さを知る必要があった。今までこれを使わなかったのはその為です。
ユルゲン:(爽やかな面で)そうか。聖杯は君の心の中にあったのか。
全員:ハハハハハハ

スゴイ茶番拳で強引に纏めた。と思ったが……

GM:そういえばエリックのステラの奇跡使うの忘れてた。
全員:……
エリック:(おもむろに聖痕を隠しながら)別にお前達を助ける気がなかったわけじゃない。ただ、お前等がこの先、俺に着いて来れる器があるかどうか確かめさせてもらっただけだ。
ヒポクリ:(爽やかな面で)やれやれ、貴方には敵いませんね。
全員:ハハハハハハ

結局スゴイ茶番拳2で強引に纏めた。



ちなみに戦闘ではマキナが動く前にヒポクリトゥスが交渉ベースのインタラプト妨害挑発をかました後、タウヌスがインタラプト眩暈転倒拳&Rダメ追い討ち連撃を叩き込むというハメコンボが決まり、ろくに攻撃できないままダイス1個でリアクションしなければならないマキナを皆が可哀想な子を見る目で眺めてました。

一方その頃、隣の卓では暗転丸さんの作った天空城の迷宮が速やかに攻略され、ボスの魔神黄金竜は自分より多くの魔印で武装した聖痕者達に囲まれた後、ダメージ増加系の奇跡や魔印などないはずなのに黒野さん操るオーバーキル城からお越しのゴールデンアックスを振り回すドワーフさんに一撃で180点のダメージを叩きこまれ、瞬殺の憂き目にあっていた、と後の歴史で語られている。


教訓:ハメか瞬殺の二択がブレカナ2ndの行き着いたクオリティ